身辺で恋愛事のあれこれが急加速度的に広まっていき、思うところが大きくなってきたので書く。

一人暮らしを始めてからはや数ヶ月。

本当に楽しすぎる。

一人とか絶対に寂しいの目に見えてるからね。虫も怖いし、お隣とのいざこざも怖いし無理無理。とか思っていたあの頃の自分どこに行ってしまったんや……というくらいずっと楽しい。音楽と本と少しの映画とアニメがあれば、自分生きていけるんだなとわかった。あとゲーム。

 

前置きはそれぐらいにしておいて。

次に記事書くのは半年後くらいで、一人暮らしをして自分の中身が変わってきているのかどうかを考えてみよう! と思っていたのに、その前に色々と考えてしまった事柄が出て来たのでそれについて書きだそうかなと。

まず、私の友人が結婚した(同じくして社内の人間も結婚)。更にもう一人の友人が妊娠した。そして極めつけに社内の人間がこれまた結婚した。彼ないし彼女は最近結婚報告したもので、コロナ婚だと笑っていた。正直苦手な人なので突っ込んだ話はしていないが、指輪に日付を刻んでしまったので日程をずらすことはできなかったと言っていた。結婚に詳しくはないので「そうなのか」ぐらいに思っていたが、個々人の気持ちの問題なのではないのかと思わずにはいられなかった。

だがまあ面倒なので「そうなのか」と表面上に思ったことを口にしただけに留まった。

短いスパンでこれだけのことがポンポンと引き起り、噂の結婚ラッシュとはこのことか……なんてDOTAMAさんのモーニングラッシュを聴きながら思っていたのだが、いや凄いものだなと。

そこまで友人が多くはないのだが、「愛」というものに考えを巡らせる時がとうとう自分にも回ってきたのか……と感じる量だった。個人的には。

愛とはいっても今回は恋愛特化なもので、今まであまり考えてこなかったことなんだよなぁ……。自分が実際に恋愛をすると人が変わってしまうのを知っているので、苦手意識もあるけれども、好きになってしまったのだから仕方ないというもう一人の自分もいる。

まあ、そこらの反省や今後の教訓として書いてみるのもいいか。ね。

 

年齢が年齢になってきただけあって、恋愛=結婚と結び付けて考えることが多くなった。実際、結婚がゴールではないし、恋愛が好きなだけなら恋愛だけしていれば良いと思う。因みに結婚=子孫という考えも得意ではないのだけれど、私の母はたまにこれを口にする。(自分の子どもが人対象ではない恋愛観をもっていたらどうしていたのだろう……)

現在の私には恋愛をすると結婚という視野がもれなく付いてくるので、初期の頃は楽しく過ごせたとしても、その後の展開に思いを馳せることが多くなるので一気に面倒な気持ちになる。

恋愛は「相手と一緒にいる」ことになる。

私の価値観がおかしいのかわからないが、好きだ付き合ってください、とは変な話だなと思う。もちろんピュアピュアな学生ちゃん時代は素敵! なぁんて思っていたが、何をもってして「すき」で何をもってして「付き合う」となるのだろう?

一目ぼれのすき。いいとしよう。他、乏しい頭の私は、仲を深めていった後にすきになるという事しか知らない。出会って初めましてをして、その後何がきっかけかはわからないが話をするようになって、お互い時間が合えばどこかで落ち合ったりご飯に行ったり出かけたり……そこで始めて「ああすきなんだな」と思うのではないのか?

そうすると、その過程が「いま付き合ってるな」ということにはならないか? わざわざ言葉になぞせずとも、二人で一緒にいることで既に関係は確立されているのでは?

いやでもそうは言ってもさ、自分はその気だけど相手がどう思ってんのかはわかんないじゃん? 自分だけ浮かれてたら恥ずかしいしさ。

いーーーーーやそれもおかしな話では?

二人でって言ってるのに大人数と一緒でそう考えている人はバカだけども、だって二人きりなんだぞ? すきでもない奴と二人で話したりどこか行ったりするのか? 少なからず気があるから一緒に行くんだろう。そこからの発展は神のみぞ知るところではあるが、二人きりの時間を承知してくれたのであれば、それは「すきである可能性が今はある」ということに他ならないのでは。その後、誘いもなければ誘いに乗りもしないのであれば脈なしだったとスッパリ諦めれば良いだけの話。

考えるな、感じろ……。当たって砕けろ。今の自分にピッタリだなホント。そういう相手がいるわけじゃないんだけど。

で、その関係が上手くいけば「付き合っている」という状態が続くわけになる。

先程の踏襲になるが、初めはちょっとした会話から始まって、その後はどこか出かけたりご飯へ行ったりお互いの家に行ったりなんてするのだろう。会う時間も数時間だったのが半日になり一日になり、しまいには宿泊もざらではなくなるかもしれない。そうなると、自分のものだった時間が相手との時間に変質する。

ああ今すごく面白いところなのに小説の続きが読めない。この音楽イヤホンして爆音で聴きたいのになぁ。一人で見たい映画だってあるのに部屋に入って来ちゃうんだよな。え? お風呂? ちょ、ちょっと待ってよあと少しでセーブポイントあるから! 今ボス戦だから!! あーーーもう!! 自分一人だけになれるお城が欲しい!!! って絶対思うの。誰が相手でも。

拙者、現在一人暮らし大満喫中の身……わがままに拍車がかかってきてしまっているのやもしれぬ……。それを踏まえてもよ、自分ともう一人誰かがいる空間というものは当たり前だけれど自分だけのものじゃないので、性格というか生活のリズムというか……いや、でもこれって相手への思いやり? 価値観の違い? ……まあいいとして。

 だから、今までの自分の時間を相手にあげても苦ではないと思える相手に出会えるのって凄いなと思うわけ。ということを呟いたら友人から「趣味が互いにあれば放っておいてくれる時間がある」と言われた。確かに。また「同じであれば共有もできる」と。うんうん、それは前は思っていた。

今の私個人としては趣味は同じでなくても良い(インドアなのでインドア趣味だし、なんならインドアだから人と出会うことも少ないし、インドア恋愛に向いてない結論)。好きなものは一人で楽しむのが好きだし、布教するときは趣味が同じの友人に話すし、愛を叫ぶだけならツイッターにすぐ書き込むので誰かと共有したい! という強い気持ちは沸き上がらない。

趣味があれば放っておいてくれるかどうかというのは、もうこれは人によるんだよなあ。楽しいから二人でも共有したいと思う人もいるわけではないですか。いやわかるよ、私も友人たちと映画みてワーワー言いたいときもあるしさ。でもそれが距離の近い人、ましてや同じ空間に常にいる人となるともう。これは家族との話になるが、私が小説を読んでいるときにテレビで面白い事をやっているから見てほしいと頻りに腕や肩を叩かれるのだ。これが凄く嫌い。

楽しいを共有したいと思ってくれているのはわかる。けど、テレビよりも今は面白いと感じることが他にあるのであって、毎回この説明をするのも面倒だし好きなことを遮られるとイラっとしてしまう。日本沈没とか某製薬会社が開発したTウイルス散布とかの非常事態であればすぐにでも教えて頂きたいのだが、それ以外であれば興味があれば顔を上げて一緒に見るから、同じ空間にいるというだけで満足感をもって頂けないだろうか? と思ってしまうのである。

まーこういうことを考えてしまうので、恋愛めんどくせぇなと思ってしまうもう一人の自分もいるわけなのだが、恋愛が楽しいことも重々承知しているので、世の中のうまくいっている人たちを見ていると本当にすごいなぁと思う。同じ時間を一緒に送ると、相手の今まで見えてこなかった部分も見えてくるし、コンプレックスも曝け出さなければならない負もあるし……。

そう、コンプレックス。

 

コンプレックス。お前のせいでどれだけ世の中生きづらくなってるかわかってんのか? 天は二物を与えずと言うが、与えないだけじゃ飽き足らずなぜマイナス方面を多く我が身に付随したんだ? ただでさえ世界世知辛いんだからもっと優しくしてくれても良いんじゃないのコンプレックス。

誰しもが持っているであろうコンプレックス。お金で解決できるものもあるだろうし、それじゃまかり通らないものもあるだろうとは思う。自分のコンプレックスは、たぶんお金で解決できることなのだろうけれども、お金で解決できない嫌悪感を持っているので結局解決できずに終わっている。だとしても、緩和できるようにあれこれ試しているので今後に期待でもあるが長い年月かかる。

書いていても嫌になるが、コイツらのおかげでまじで恋愛しにくい。自分は。

好きになることはできる。けれどもその先に進むとなるとコンプレックス発動。運よくそれを気にしない人に出会うこともできたので良い人もいるもんだなぁと思っていたが、まあ嫌な人が大多数だろう。

とまあ、コンプレックスの話はどうしても暗くなるし夜中にふと思い出して鬱々と考えを巡らせるのがお似合いな話なのだけれど……。人と関わる話をする時には絶対に引き合いに出されること間違いなしだと思っているので、考えざるを得ないわけで。

コンプレックスって、自分の中で感じる負の部分みたいな雰囲気だなぁと思っているのだけれど、同じような悩みを抱える人っているじゃない。でも、それに対しての価値が違うというか、悩みに対する重さが違うというか。私は人に相談というものをほとんどしないのだけれど(調べたりはするが、決定打は結局自分の中にあるので他の人にわざわざ言わない。その後を聞かれるのも嫌なので)、生きてきた中で話題にしなければならないことがあって……

「私もそうだよーでも大丈夫大丈夫、私もどうにかなったから」

と根拠のない説得をしてくる人間はなんなのだ。大丈夫じゃないからコンプレックスに感じてるんだろうが一緒にすんな。というのが正直な気持ち。同時に、この人は自分よりも軽いものなんだろうなと思う。そこまで酷くはない症状なのか、もしくはそれよりも自分では気になる部分があるのか、はたまた金で解決できたのか。性格の悪い私はすぐに「どうやってどうにかなったの」と食い気味に聞くのだけど、時がどうにかしてくれるというものと、お金の力でどうにかしたというのが一般的なので、やはりそれしかないのか……。

普通にしていれば、そこまで他人の目に触れることはないのだろうかもしれないが、一緒にいる時間が長くなれば長くなるほどその部分は明るみにでるわけだし、同居なんてしようものなら常に晒される恐怖がある。まあ、その時点では相手にも知られているだろうからそこまで恐ろしさはないのかな。

何にしろ「相手に知られることが怖い」部分を受け入れてくれるというのは強い。それでも好きで、それでも一緒にいたいと思えることが強い。

最近になって買い始めたマンガ(ウン十億年ぶりくらいに恋愛もののマンガなんぞ買ってしまったわけだが)を読んで更に思いが深まったのだけれど、ああこれこれ! と思う場面が多くてコンプレックス自体が同じなわけではないけど、やっぱりモノが違うだけで思うところは同じなのだなとわかって少し嬉しかったり。このマンガが売れているということは、そういう思いに同調して買う人がいるわけだし。うんうん。

今まで積み上げてきたものが、自分のコンプレックスを受け入れてもらう事ができずに結局ダメになってしまうのはやっぱりつらいし、こんなんだから私は誰からも愛されないんだなと結論付けてしまう事が怖いね。わかってはいるんだけどね。コンプレックスを受け入れるって本当に難しい。こんなのなければっていつも考えるんだよね。

それが別れる原因かと問われたらそうでもないのが笑える。結局自分で思ってるだけかよ、みたいな。

 

思ったことだけをだらだら書くのって楽しいな。日付跨ぐと内容忘れちゃうけどな。

私は「死」について考えることの方が好きなので気が付くと「あ、今死の事考えてたな」と思うときが多いし、それはたぶん幼少期からお葬式の数が多かった事もあると思う。曾祖母から始まって、祖父母の兄弟だったり祖父母自身だったり……前年はとうとう一番大好きだった祖母が亡くなってしまって寂しい思いをした。

こう、普通とはかけ離れた世界観を醸し出しているものに対してはすぐに反応できるし、なぜ自分はそう思うんだ? と自問自答して楽しむ事ができるのだけれど、「愛」はあまりにも身近過ぎたし、なんなら「恋愛」は周囲には溢れ返っていたが自分には程遠いものだと思ってもいた。「好きな人」という存在はいたがそれは小学生時代の時だし、中学は触れたくないし、高校は「好きな人」はいたものの今となってはどこにそこまで惹かれていたのかわからない始末。でもだからこそよかったのだろうなと思う。

それが無駄とは思わないし、下手に拗らせもせずに当たって砕けたらクッキーの粉を払うようにして、じゃあ仕方ないねと諦められるのは強みだなとも。だからといって気になる人がすぐにできるかと言えばそうではないし、相手がどう思うかは別次元だし。

……一人暮らしすっげー楽しいもんな。という結論に至る。

いやー! ね!? 出会いがないんだよ! 社会人おい社会人。どこで出会うんだよだって。会社と家の往復しかしないよ。出かける範囲も決まってるし、一人で行く場所もだいたい一緒なんだよな! ほぼ毎日代わり映えしない顔たちじゃない? 社内でどうかって? 年齢層高いのはいいんだよ別に好きになるのに関係ないからさ。お話しするじゃん? あ、すきかも。って思うじゃん? 結婚してんだよねー。いやその年ならそうよねー! となること間違いないから。

なんだろ、理想高いの? 私理想高いかな!? 収入がいくらでー背はこのくらいあってー顔は誰似でーお腹は出てない人が良いしー……とか言った覚えないけど? それ以外でも理想高いとかあんの?

見た目とかは特に気にはしないんですよ。清潔であれ。とは思うけど、一昔前のオタクみたいな絵面の人って今日日見ないでしょ。体系は自分細い奴には絶対的に好かれないんですよ。細っこいのってたぶん今どきの子だからさ。今どきの子には好かれない自信しかないんですよ。万々歳ですが、私は中肉から上が好き。お腹なんて出てて構わないし、二の腕ふにふにしててもありがたいし、背丈なんて大きくても小さくてもどっちでもよくない?

中身、こればっかりは一緒に時間を過ごしてみないとわからないわけなんだけど……そこまで酷い人いるんかな。束縛する人は嫌いです自由人なので。暴力振るう人も嫌いですそういう趣味はないので。とか当たり前のことしか出てこないんだけど……。

あー、でも最近気が付いたのはトイレの蓋閉めない人ダメ。我が家はみんな閉めていた。父も弟も。だから当たり前になってしまったのかなぁ。他のお家ではそうではないのだろうか。公衆トイレとかは触れたくない心理もわかるのでとやかく言うつもりは毛頭ないのだが、我が家ぞ? 汚いと思うなら掃除すれば? 蓋閉める体力も残されていないんか?

あとはご飯の食べ方とか。自分自身もマナーがなっているとは言えたものではないので、お箸の持ち方がどうこうとか、食べる時の肘の置き場とか足の置き場とか、取り分け用の箸を使わないとか、そういうことは良いんですよ。歯周病の人は取り分けの箸使ってください。物食べてる時の咀嚼音、どうですか。わかる、わかるよ、うっかりしちゃうのは仕方ないよ。だってモグモグしてるんだもの、開閉すれば音は鳴るさ。しかしだよ、わざわざ咀嚼する時にも口を開ける必要性はあるのか? 口いっぱいで何かを話すのか? 口から空気取り込まなければ死ぬのか?

 貧乏ゆすりする人もあんまり好きじゃないし、先にも書いたが束縛も嫌い。でも束縛は人それぞれ範囲が違うのかな。自分で言うのもなんですが私はとっても優しいので、相手が変化を望むのであれば多少の我慢をしてしまうんですよ。この性格を直したいと思っているから頑張りたいと言われれば、じゃあ今度はこういう工夫をしてみるからと提案するし、実行に移すし、まあでも社会に出ていればお酒の席もある(弊社はそこまで強制はないので断ることもできるが、自分で行きたいものだってある)。でもよ? 「頑張る」と言った手前その頑張りを全く見せずにいつもと同じように怒って、やれ誰と行ったんだ、連絡先知ってるんだろ、メールアドレス複数あるのは他の奴と連絡するためだろ(携帯会社のとクラウドとGメール)、自分はこんなに尽くしてるのにお前は何なんだ、死ねブスデブ等々。

これが私より年上の人間がすることか? 一桁台じゃないんだぞ? 「ありえない、なんてことはありえない」って最近【鋼の錬金術師】読んで出てきて胸震えたけど、こんなありえない体験したくなかったわ。

鋼の錬金術師全27巻 完結セット (ガンガンコミックス)

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  • 作者:荒川 弘
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: コミック
 

 (最高なので持ってない人は是非買ってね。人生の教科書だよ。)

私は頭がいい人(勉強ができるとかではなく)がすきなのだけれど、その真逆にいるような人だったな。とかいつの間にか過去の人間の話になっているわけだけど。

こういう嫌いなものが一緒の人とであればたぶん仲良くできると思うので、今ここまで見ててあーわかるわかるとなった人は仲良くしたい。好きな人ってどんな人? と聞かれるとたくさんありすぎて答えが纏まらなくなるので、とりあえず嫌いな人像を聞いておけばスムーズだなと思うのだけれど……どうでしょう。

 

久々にワーっと書いて楽しかったな。

結果、赤の他人と同じ屋根の下長い時間一緒にいて苦じゃないというのは素晴らしい。コンプレックス含め自分のことを好きでいてくれる人は大事。自分と嫌いなものが一緒の人と仲良くなりたいが、まずインドアは相手ができない。マスタング大佐めちゃくちゃ好きなんだが、アームストロング姉弟が大好き。というお話でした。

で、結局恋愛したいのかしたくないのかどっちなんだと自己問答したりするのだけど、できることならしたいけれども困窮しているわけではないんだよ。周りが一斉に動くと確かに焦りは感じる。卑しいことにやはり人間なので、自分と周りを比較してしまう。そんな時に、エマ・ワトソンちゃんの「セルフパートナー」の言葉を思い出して一息つく。彼女本当に頭がよくてとっても素敵な女の子だなと思うし、こんな子がお相手なら毎日楽しいんじゃないのかなとも思うけれど想像だからね。そんな素敵女の子でも感じることは同じのようで、当記事を読んだときは胸が熱くなった。本当にどこまでもかわいい……。

とりあえず、セルフパートナー人生を楽しみながら、もし何かが自分の中で起こればこれ幸いと捨て身タックルをかまして、上手くいけば一緒の時間を過ごすし、脈がないと判断すればお得意のクッキー屑払いでセルフパートナーの時間を楽しむ。これでいいのでは。こればかりは一人じゃどうすることもできないのだからねぇ。

今日も楽しかったなー、で一日を終えることができるような毎日にしたい。